看護師の求人に応募する際にチェックすべきポイント

看護師という職種は、慢性的な人手不足であり、全国各地に求人が溢れています。求人がたくさんあるのは嬉しいポイントですが、その分、病院選びは慎重に行う必要があります。それぞれの病院によって、待遇に差があり、表記方法も異なります。入った後に後悔しないためには、求人票を見るポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、そのポイントをまとめています。

まず最初に伝えたいポイントは、給与面です。一般的に給与というと、基本給と残業手当や夜勤手当、資格手当などの各種手当を合計した金額から、社会保険料等を差し引いた金額をいいます。その額は手取り額とも呼ばれます。そのため、単に総支給額だけを見て「賃金が高い」と応募するのは危険です。基本給や手当、そして差し引かれる金額をよく確認し、具体的な手取り額を把握することが大事です。

実際、基本給は賞与のベースになるため、基本給の良し悪しもしっかりチェックしておきたいところです。中には基本給を下げて、各種手当を多めに設定して釣り合いを取っているような場所も存在します。その場合、賞与が思ったより少なかったと落胆することになってしまいます。

そして、休日日数もしっかり確認しておきたいポイントです。病院は職業柄、休日の設定の仕方もさまざまで、完全週休2日制のところもあれば、4週8休といったところもあります。どんな休み方が良いかは人によりますが、やはりある程度は休日日数がある方が働きやすいでしょう。というのも、特に看護師はどこでも多忙で心身ともに疲弊する職業であるため、しっかり休息できるかどうかは重要な部分だからです。それを考えれば、できれば年間120日近く休日がある職場を選ぶのがベターです。